息遣い
フルートの息の出し方は多様です。
初心者の頃は息を吐き、続かせるだけでも大変です。
吹けるようになると、音の繋ぎ方を滑らかにする為の息の運びが重要になります。
跳躍が多くなると、支えと、意識のポジションをどこに置くかで、音の滑らかさが全く変わってきます。
そのイメージと吹き方を指導すると、
直ぐに上手くいき、生徒さん達の嬉しそうな表情を見る事が出来るのですが、
そこからが修行なんですよね…。
常に上手く吹ける様にする為には、
何十回、何百回と繰り返し、身体に覚え込ませる作業が必要となります。
この作業を怠り、また同じレッスン内容を繰り返すのは勿体無いなと思います。
フォルテの出し方も小さい体の子にはなかなか難しいものです。
息を沢山出してと言うと、
いっぱい息を吸い込んだものの、
吹く時に、逆に息を飲み込みながら出す印象を受ける時があります。
(分かりにくい表現…苦笑)
「素直に息を出す」って、
色んなことを考えながら吹いているので、
実は難しい事なのかもしれませんね。
フルートは、難しいけれど、
やればやる程、奥が深くて楽しいものです♪
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