不変と変遷
今日は3人の生徒さんのレッスンをしました。
生徒さんの思いを伺う事があり、
それぞれの生徒さんが、
それぞれの立場と、場所で、悩みながら、
一生懸命過ごされています。
世代が変われども、人間の本質はそう変わらないものですね…。
私にもそんな時があったな〜と思いつつも、
今の時代ならではの問題と向き合いながら
生きて行かなければいけないのを目の当たりにすると、
生きにくい世の中になったと感じる事が多くなりました。
多様性と言われ、生き方も千差万別、
その分、感覚の違いに違和感を覚える事も多々あり…。
自分で考えて行動する能力が益々求められる時代となっている気がします。
しかしながら、人の情は薄くなっている様に感じるのは気のせいでしょうか…。
未来が明るい事を、切に、切に願います。
時代が変われども、変わらない名曲があります。
やっぱり、王道のクラシックは素晴らしい。
20年前に取り組んだ曲を引っ張り出してきて、さらい直しています。
昔苦手だったパッセージが相変わらず苦手だったり、
あれだけつまづいていた所が、難なく出来てしまったり、
時を経て、維持と、少しの成長を感じました。
不思議と衰えは感じなかったので、
この20年の積み重ねは無駄では無かったのかなと思います。
音を音楽にしていく作業って、
時に修行の様な事をしなければいけないのですが、
それが妙に心地よく、楽しいんですよね♪
その地道な取り組みが嫌で音楽から離れる人も居ます…。
出来上がった時の感動と喜びを感じないまま、音楽の舞台を降りるなんて、
本当に勿体無いと思います。
憧れの人の演奏を聴きながら、練習に励み、
憧れには程遠いけれど、弛まぬ努力をし続けたいと気持ち新たにしました。
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