演奏者に対する対価
近頃、レッスンでアーティキュレーションについてよく考えます。
特にエチュードは、テクニック的な観点でも
よく考えられて作られていると思うのです。
学生の頃には、そう深く考える事もせずに、
吹ければいいやと思っていた節があります💦
教える様になってから、深く知る事となりました。
「よ〜く考えよ〜、アーティキュレーション大事だよ〜」
最近、耳から離れない某CMのメロディに合わせてみました(笑)
その内、レッスンで歌ってしまうかも(笑)
さて、今日は、年度末に演奏しに行った所から、電話があり、クリスマスコンサートをして欲しいとの依頼がありました。
嬉しい限りです♪
話は逸れます。
常々思う事ですが、ギャラに関する事。
演奏者は、選曲、練習、伴奏合わせと、
本番まで時間をかなり割いております。
ちょっとだけでいいから演奏してよ、
と軽く言われる事がありますが、
仕事をタダ働きしますか?
アルバイト、パート、時給出ないけど、
と言われてもやりますか?
何故、演奏者にはそういう事言うのでしょうね…。
ある程度の曲は初見でも演奏出来ますが、
それは、膨大な時間と、膨大なお金をかけて研鑽を積んできたものの賜物なのです。
そして、その様な機会を頂いたら、
初見レベルのものでも、
本番まできっちり練習して仕上げていきます。
依頼者さん、貴方が、人前で素敵な演奏が出来るまでに、何年、おいくらかかるとお思いでしょうか。
若い演奏者の為にも、演奏者に対する対価はきちんと考えて欲しいと思う次第です。
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