向き合う事の大切さ
緻密に練習されてきて、
エチュードもよく吹けているのですが、
音色が綺麗に出ていない生徒さんの様子を観察していると、
見た目には分からない原因が潜んでいる場合があります。
その方は、運動もされていて、
姿勢も美しく、構え方も綺麗なのですが、
思わぬところに理由がありました。
もしかして…と思い、意識して頂くと、
別人の様に音が変化したのですが、
持続がなかなか難しいご様子…。
しかし、コツは掴めた様なので、これからに期待です♪
そして、もうひと方も同じ様に音色の問題に直面したのですが、こちらは少々深刻…。
基礎的な所からの改善が必要でした。
長く吹いて来られていると、
基礎的な事が疎かになっていたり、
緻密さに欠けてきたり…
薄〜く積み重ねられた紙が、
いづれ分厚くなっていくのと同じ様に、
何となく積み重ねてきたものって、
元に戻すのに、凄い年月がかかったりします。
理想の音はにどうしたら近づくのか、
「常に」考えて音を出して欲しいなと思います。
それでも行き詰まったり、悩む事も多々あるんですけどね…。
これで良し!という所が無い所も、
フルートや音楽の奥の深さだったり、
面白みなのかと思います。
私も日々精進、一生精進します。
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