一音にかける
今日は、ピアノとフルートのレッスンでした。
何故か、レッスンポイントが重なる事がよくあります。
(指導者が気にしている点だからかもしれませんね…)
今日は、一音の扱いについてを指摘した日でした。
4分音符一音だけ、の響かせ方
(フルートならヴィブラートの入れ方)
で印象が大きく変わります。
ソナタを演奏する生徒さん、とても上手で、向上心ある方なので、
4分音符への扱いに拘ってレッスンしました。
「う〜ん…、ちょっと違うね…」
「イメージは、ピンポン(インターホン)を軽く押す感じで」
「ん〜、今のはガッツリ押しにいっちゃってる感じなのよ…」
「お、今の良い感じ、あと一歩」
「あ、今の今の!」
(私の語彙力の無さ 苦笑)
そんなやりとりを行ったり来たり数分間…。
生徒さんも試行錯誤しながら、
真剣に付いてきてくださいました♪
そんなレッスンをしながら、ふと、
大学の友達が、クラリネットのレッスンで、
モーツァルトのコンツェルトを先生に見てもらった際、
最初の1小節で20分かかったと言っていたのを思い出しました。
ピアニストの藤田真央さんも学生の頃、
先生が、一音の響きを数時間練習しているのを見たとテレビで話されていました。
一音の大切さを改めて感じるエピソード。
私もしつこくしすぎない様に(笑)
拘りたいと思います♪
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