色使い
今日はフルートのレッスン
曲を聴かせて頂きました。
とても良く吹けています♪
よく吹けているのですが、とっても優等生なのです。
味付けをする為のアドバイスをさせて頂きました。
もう一つ、難所に一生懸命なあまり、
その後の再現部のミスが気になるので、
その部分を指摘しました。
意外と盲点なのが、再現部に来るゆったり部分。
特に、技巧的な部分の直後は気を抜きがちなので、最後の締めの為にもよくさらう必要があります。
着実に積み重ねられているので、少し逸脱した演奏に期待したいと思います♡
学生さんも、良い音をしています♪
音色の彩色についてお話しさせて頂きました。
私も師匠から、よく言われていました、
音のパレットを持ちなさいと。
特にフランス物は、多彩な色彩が求められるのですが、
私は学生時分、苦手でした。
音大を卒業してから就かせて頂いた師匠は、
音色が多彩で、その使い方を沢山教えてくださいました。
全く色の種類の無い私だったので、
色が生まれるまでに10年かかりました。
それでも師匠には追いつけませんが、
学生の頃よりは色が増えているのではないかと思います。
未来ある生徒さんにも、一色では無く、多彩な色使いで演奏して貰いたいと思うので、
惜しみなく伝授していきたいと思います♪
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