対面レッスンの良さ
今日は、フルートのレッスンでした。
生徒さん、新しい曲を持って来られました。
数ヶ月前、発表会で別の生徒さんが演奏された『ドニゼッティーのソナタ』
この曲、最初の部分、一見、簡単そうに見えるのですが、奥が深いのです。
最初、ソの音、1音から始まりますが、
単純に吹くと、何も考えていない無機質さがバレてしまいます。
この1音だけを、何を表現したいのかを思いながら、何度も吹いて貰ったりしました。
始めは無機質だったのですが、
“悲痛さ”や、
“希望が見えかけるけど、未だ救われ無い感じ”
の様な、イメージを私がアドバイスし、
色んな表現をお手本で吹いてみると、
全然違いますね!と仰られ、何度も挑戦されていました。
そして、生徒さん、何かを掴まれたのか、
このLargoの部分、表現が上手!
この短時間で見違えるほど素晴らしい!
「いや〜、先生の教え方が素晴らしいのですよ、動画とかを見たりしますが、
対面レッスンの良さはこういう所にありますね」
とお褒め頂けたのが嬉しかったです♪
楽団に入っていらっしゃる生徒さんも、
とても上達されています♪
アルテの速いエチュードをしっかり仕上げてきてくださいました。
しっかりした音と、安定したリズム感。
安心して聴いていられます。
二重奏にしても、ぶれる事ないほどしっかりさらって頂いた事が分かります♪
更にのところで、アンサンブルをする時のコツをお伝えしました。
これからの演奏に役立てて頂ければと思います♪
楽団の演奏会を教えてくださいました♪
2回とも行けるといいな〜♪
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